カーボンティシュが死んだ

 相変わらず水道水は高温だが、ともかく研究あそびと読む)は続けなければと、久しぶりにとっておきのカーボンティシュを取り出した。6月ころに作成した出来の良い純黒のものだ。おや、すこししんなりしている感じだ。表面に触ってみて不安がよぎる。あきらかに吸湿している。大雨もあって長くつづいた高温多湿の天候のせいだ。保管していた暗室には一応エアコンまがいのものはついているが、24時間つけっぱなしというわけにもいかず、一日に数時間しか使っていなかった。ティシュの端を切り取って43℃の温水につけてみる。いくら揺り動かしてもカーボンは溶け出してこない。47℃に上げてやっとにじむ程度にoozeしてきた。これでは実用にならない。つまりこのカーボンティシュは死んだのである。これがあと何枚あったか、まったく残念なことである。
 このように生のカーボンティシュは、高温や多湿にさらしていると、早ければ数日から数週間で不溶解に変質してしまうことが多いのだ。そんなことはわかっていたのだが、吸湿紙に挟んでおいたのでつい油断してしまった。つまり、自分の頭も高温多湿に犯されていたわけだ。
 あたらしくティシュ作りをする前に、専用保管箱を準備しなければならないだろう。残暑は続き、多湿はいつものことであるから。
b0229474_10453379.jpg

写真ハ本文ト無関係デス
[PR]
by blue-carbon | 2011-09-03 10:30